自宅発 7:55 帰宅 16:07
木津川サイクリング倶楽部主催の「初心者の為の奈良めぐりサイクリング」に参加してきました。
webでサイクリング情報を検索していると木津川サイクリング倶楽部のページを見つけた。
参加をクリックするとすぐに承認のmailが届く。
なんと簡単だ。
便利な世の中になったもんだ、これだけでいいのか。
ついていくのがやっとだな。
早速お誘いのmeilが届いたので参加することに。
9時集合。
初めての参加なので、遅れては最初から”迷惑おじさん”となってしまう。
早すぎず遅すぎず15分前だな。
泉大橋までは時々出かけているので時間は読める。
グランドは少し手前なので45分ぐらいかかるだろう。
逆算すると8時出発だ。
一応6時30分に目覚ましをセット。
なぜか寝付けない。
遠足前の小学生状態だ。
いや今の小学生は違うかもね。
ほとんど眠れていない気もするのだが、眠っている間は覚えていないので多分眠っていただろう。
目覚ましが鳴る前に起床。
この現象は予測したいつものパターンだな。
先週は一番電車で輪行して淡路島に行こうとしたが、睡眠不足で取りやめた。
これは病気だな。
このパターンが出来上がったのは釣りを始めてからだ。
早朝2時や3時に集まって出かけていたが、ほとんど眠っていなかった。
その日は早くに床にはいるのだが眠れるものではありません。
どうもその癖が浸み込んでいるようです。
早く起きなくてはいけないと思うだけで寝付けなくなる。
なんと私は繊細な心を持っているのだろう。
自宅を予定より5分早く出発。
時間を調整して漕ぐことに。
自転車道には所々車両止めがあります。
ちょうど車止めに差し掛かった時、ロードバイクに少し大きいリュックを背負っ中高年が道路案内看板を見ていた。
私がスピード緩めた時、すかさず声をかけてきた。
奈良公園まで行って写真を撮るそうだ。
何時もは泉大橋から国道を行くのだが、他の道を探していたそうだ。
私はまだ行っていないが、平城京方面の自転車道途中に奈良公園方面とあるのを思い出した。
方向が同じなので泉大橋の少し手前の分かれ道まで案内して、川沿いに行くと奈良公園に行く自転車道に出ると伝えた。
しかし話好きな方らしく、なかなか話が止まりません。
話を切り上げないとこちらが遅れてしまいます。
面倒なので一緒に連れて行こうとも考えたが、数分間で得たこの中高年の情報では誘う判断がつかなかった。
待ち合わせがあるのでとやや強引に別れてチャリンコを走らせたが、大丈夫かな?
看板眺めて道を探す程度の土地勘で、私の超簡単説明で判ったのかな?
あれだけしゃべる方だから、きっとまた誰かを捕まえて同じことを聞いているだろ、まあいいか。
奈良公園なら方向さえあってたら着くだろう。
8時50分グランド到着。
間に合った。
自転車道からグランドを眺めると、奥の木の下に数人、チャリンコも見える、あそこだな。
受付らしく木津川サイクル倶楽部の旗が車にかかっている。
そこで何やらにぎやかに話している。
挨拶をして受付を済ませた。
このクラブは会則も会費もなく、その都度カンパで運営されているようです。
名簿に名前を書いてカンパ缶にワンコイン投入という簡単なシステム。
世話役の方がそのカンパ缶をリュックに詰めてガチャガチャ音を立てながら走っているのです。
Webでの参加者は10数名でしたが20人以上、まだ平城京で合流するそうです。
団体で走るのは初めての経験。
初回から置いてきぼりにならないように、ついていかねばなりません。
平城京展示館前に到着。
合同記念撮影をしてさて出発。
この写真は拝借しました |
これだけの人、一列に並ぶと相当な距離。
案の定、出発するなり先頭グループととはぐれてしまった。
平城京の中であちこち眺めていると、前のチャリンコが見当たりません。
どっちに行くかわからなかったら止まればいいのだが、集団は恐ろしい。
誰かが方向を指示するだろうと、ずるずる進むものですね。
そのちょん切れた集団の前方に位置していた私としましては大変心苦しい次第です。
後部に控えていた世話人さんが先頭に立ち、予定にない朱雀門周りで西大寺駅方面に
進んで合流。
そこから喜光寺までは近く、どう通ったかわからいけどはぐれない様についていき到着。
東大寺を建てる前に、試験的にそのミニチュア板で建てたのが喜光寺だそうです。
昔の人はたいしたもんだ、東大寺建立の意気込みを感じますね。
喜光寺から南に向かって町中をぐるぐる。
ひょこっと出てきたのが唐招提寺。
そこの駐車場売店前で休息。
ソフトクリーム売り場が行列だ。
唐招提寺から川沿いの自転車道を南下。
しばらく南下して左折。
そのあとは、集団から外れないようについていくだけ。
原住民しかわからい、一人ではけっして通ることがない道です。
ぐるぐる回って169号線に、気が付けば人数が少ない。
2グループに分断されているようだ。
世話人さんがまたまた電話している。
ご苦労様です。
次の白毫寺で昼食予定なのでコンビニで食糧調達。
ここからじわじわ上り。
白毫寺手前で別れたグループと待ち合わせ。
合流して一路白毫寺へ。
最後の角を曲がるとまた上りじゃ。
お寺の入り口は階段で駐輪にはやや手狭?
階段沿いにチャリンコ並べて上がっていくと、先頭が戻ってきます。
どうもチャリンコの台数が多すぎて路上駐輪で近所迷惑かけたくないようです。
駐車場に入れてほしいとのこと。
御意。
皆でぞろぞろ駐車場に止めなおして再入場。
このお寺は、結構高台にあり景色も良くて昼食場所にはよさそうなのですが、
団体での昼食はベンチの数も限られるので遠慮してほしいとのこと。
なんと。
それでは団体ではなく、個人個人に散らばって食べることにしましょう。
というわけで、奈良盆地の景色を眺めながら秋風に吹かれて、コンビニで調達したサンドイッチと紅茶花伝をいただいたのであります。
昼食時、いろいろ参加された方のお話をお伺いすると相当走っている方がほとんどで、私が一番の初心者のようです。
皆さんあちこち走っているようです。
今日のコースも下見済みの方がおられました。
駐車所に戻りミニ講習会。
参加者に整備不良車続出。
講師の皆さん熱が入ります。
講習内容は、ブレーキ調整などメンテナンスの方法。
定期的にタイヤをローテーションすると前後の片減り方をなくすだけでなく、ローテーションすることがパンク対応の練習となり、いざというとき役に立つ。
長距離走行時、ガムテープを適量フレームに巻いておくと、タイヤがバーストした時タイヤ内部から貼ることによって緊急修理材として役立つ。
チェーンを洗浄すると走りが違う。
等々。
皆さん熱心に講習聞いていましたが、天気が良すぎてちと暑かった。
講習会が終わり出発。
上ってきた坂を下りるのは楽ちんです。
奈良公園に入るとなんでこんなに人が居るの?
うっかりよそ見をすると、車や人にぶつかってしまいそう。
公園過ぎたころからじわじわ上り。
だいたい刑務所なんて人里離れたところにあるもんだから仕方ないけど、最後のフィニッシュはちと坂だ。
奈良少年刑務所到着。
煉瓦造りの立派な作りです。
この建物を保存するかどうか検討しているそうです。
このままホテルにでも使えそうな門構えですね。
ここからは一気に下り。
24号線沿いまでの下りコースはなかなかのものでした。
朝に出会った中高年に教えたのがこの道だな。
この坂無事に上って行ったのでしょうか?
皆さん今までとスピードが違います。
木津川まで一気に帰ってきました。
グランドまで戻るのかと思っていたのですが前の方は手を振って京田辺方面に走っています。
では私も手を振って一気に帰ることに。
後ろの方も私と同じ方面に帰えられるようです。
でも後ろから捲くられているようで、なんだかスピード落とせません。
息が切れてきた。
車止めでようやく減速。
走りながら少しお話。
御幸橋から河川敷を通り枚方まで帰られるそうです。
速いからついていけないのでお先にどうぞと言われる。
いやそれは・・・。
どうぞ、どうぞ、と言われて息を切らしてまた走り出す。
この調子で走ると大住の坂が上れません。
あそこでぼちぼち帰りましょうと言わなかったことを後悔しながら息を切らしているのが何だか変ですね。
総括
秋晴れの一日、楽しく過ごせました。