2014年12月22日月曜日

こんなにきつい坂とは思わなかった金胎寺

2014/12/21

走行時間 5:16 走行距離 88.52km 平均速度 16.7km 最速 42.1km 所用時間 6:45

今日はチャリ友から京都市内北部のサイクリングを誘われていが、自宅からの距離と峠が3つもあるのがどうも不安だ。自信がないので遠慮した。
しかし晴れている。
少しは走らないとチャリンコ代が償却できない。
一見私の年齢に近そうな方が、以前万灯呂の帰りに金胎寺の近くまで行った話をFB書いてたのを思い出した。
峠1つなら上れば後は下りだけ、何んとかなるだろう。
行けそうだ。
何とかなる程度だろうと安易に計画。

10時過ぎに家を出る。
何時もの自転車道、今日は日曜日、多くの人が散歩しています。
ロードバイクも沢山走っている。
若者のグループが一段となって走りすぎていく。
チンタラ走っているのは中高年。
皆マイペースだ。
抜かすより抜かれる方が多いのは、私の走行速度は一般的ロードバイク速度よりかなり遅いということだな。
現実を受け入れなくてはならない。

堤防補強工事も日曜日でおやすみだ。
どのショベルカーも鼻を下げて休んでいる。

マラソン大会なのか大勢だな、次々とやってくる100人以上だな。
真剣に走る速い一団、おしゃべりの遅い一団、楽しそうに走っている。


泉大橋手前の東屋で休憩。
途中で私を引き離した中高年が休憩している。
挨拶をかわす。
ストレッチをして奈良方面に走りだした。
平城京か奈良公園だな。
中高年は止まると体操するのはなぜだろう?


泉大橋から加茂を抜け和束方面に走りだす。
家を出る時からどうもおなかの調子がいまいちだ。
和束のコンビニでトイレ休憩。
すッきりした。
ポカリとおにぎりを買って出発。
府道5号線から府道62号線に入り宇治田原方面に走りだす。


しばらく進むと”なに?”
猿の大群が道路を横切っている。
この群れの中を抜けると襲われてしまいそうだ。
こちらが立ち止まってしまう。
その数40-50匹はいるかもしれない、左の茂みから出てきて右の茂みに入っていく
子供を背負った親子連れも多い
ボスらしいのが道の真ん中で群れが渡るのを監視しているようだ。
途切れを見計らって進むとボスらしいのがこちらを睨みつけているようだ。
威嚇している。
さっさっと退散だ。
やはり自然が一杯だ。


2車線道路が突き当たると道は急に細くなっている。
しかも上り坂だ。
半端じゃない坂だ。
笠置山の坂に負けないな。
ゆっくり上るがすぐに息切れだ。
少し上ったところに小さな神社が見えた。
ともかく休憩。体制を整えよう。
少しお腹も空いて来た。
エネルギーを補給しなくてはとバナナを食べる。
美味い。


さて出発と漕ぎ出すと右の膝にギクと痛み走る。
なんとここでリタイヤか。
膝は昔痛めている。
古傷が顔を出してきたようだ。
最近時々顔を出す。
まあ仕方がない、こんなもんだろ。

しばらく動かしていると痛みがましになってきた。
漕げそうだな。
しかし坂がきつい。
すぐに疲れて息切れだ。
無駄な力で漕いでいるようだな。
体力配分が上手くできていない。

後ろからバイクの音がした。
モトクロスバイクではないか、彼らが対象とする坂道をチャリンコで上がろうとしているのだ。
チラリとこちらを見て通り過ぎていった。


少し息が整うまでまたまた休憩だ。
エネルギー補給しておこう、おにぎりを一つ食べてしばし休息。
地図で確認すると分岐までの半分だ。
先が思いやられる、少しは平地が無いものか?

しばらく漕ぐと右奥にガードレールが見える。
別の道かと思ったが続きの上り坂だ。
うそだろ、その坂は100%ぐらいに見える。
路面はコンクリートの滑り止めがなされている。
押して上がっても滑り落ちそうだ。



ようやく峠手間の分岐まできた。
ここからは少し坂もゆるそうな気がした。
そんな気だけだった。


もう数え切れないほど止まっている。
止まってばかりじゃ前に進みません。
歩いて休憩することにしよう。
息切れしたところで少し歩き、また漕いで息切れした所で少し歩いて休憩。
なんだか歩くほうが長いかもしれない。
その先も凄い上りか、とんでもない上りの連続だ。
右手に和束の町が見え、左手に宇治田原の町が見える。
結構高いところだ。

いきなり金胎寺の標識が出てきた。
ついに到着だ。
金胎寺の標識を見るとなんだか疲れが一気に取れてきたようだ。
寺までは細い山道、ここは押して上がるしか手はないな。
しばらく押して上がると地道になりところどころはぬかるんでいる。


門が見えてきた。
門をくぐると右手にベンチとテーブルがありその奥にトイレもある。
本殿入口は閉ざされている。
寺務所には人がいない。
日曜日なのに誰もいない。
冬場は誰も来ないのだろう。
ベンチでおにぎりを食べしばらく休憩だ。




まあ何とか来れたものだ。
あとは加茂まで下りと思うと気が楽だ。
林道を下り府道283号線を右に曲がり府道5号線に出ることにする。

しかし長い下りだ、よくもこんなに上ってきたものだ
上りは路面に落ち葉や小枝が落ちていてもスピードが出ていないので気にならなかったが、下りは怖い、落ち葉で滑りそうだ。
その上落石に倒木まであるではありませんか。
のんきに走っていては転びそうだ。
しかも汗が引いて寒くなってくる。
ブレーキを掛けるだけの運動エネルギー熱では追いつかない。
ハンドルを取られるほどガタガタ身震いがするではないか。
明日は熱を出して寝込みそうだ。







ようやく三叉路に出ていきたが道路標識がない。
これが府道?。
金胎寺への標識だけだ。
たぶん右だろうと右に折れて進む。
府道283まで出れば道はよくなっているだろうと思っていたが、あてが外れてた。
路面の落ち葉や小枝は林道よりひどい所もある。
ガタガタ震えながらようやく湯船までまで下りてきた。
ここまで下りるとなんだか暖かい感じがします。


府道5号線を加茂に向かって走り出す。
路面が良いとなんと走りよいことか。
漕げば寒さも感じない、適度の下りは最高だな。
一気に加茂まで下りてきた。

加茂からは府道47号線で木津川自転車道にでて京田辺方面に走る
しかし少し体力が消耗しすぎている。
大住の坂が上れるか心配だ。
いくら疲れていてもあの坂は押して上がりたくない。
あまりにも近所なので許せない。
しばし休憩して体制を立て直そう。
木津川自転車道近鉄電車際の藤棚ベンチで休憩。
ここは川を渡る電車が眺められて落ち着く所だ。
ついつい休憩時間が長くなる。
休憩の甲斐あって最後の坂を上りきり無事帰宅。