走行距離:58 km 、登坂高度:1545 m
湖東三山。
話には聞いているが、山に寺がある程度しか知らない。
自宅6時50分に出発。
何時もの農道を走る。
通学女学生の後方を走っていると見られない景色。
まだ目が覚めていないのか、通学生の流れに沿って走っていた。
気が付かなかったら学校に入ってしまうとこだった。
チャリ友宅 7:30
車にチャリンコ積み込んで出発。
今回も昼食場所が未定、コンビニで非常用の食糧調達。
おにぎりとジャムパン、ジュース。
9時前に東近江市立スポーツ施設おくのの運動公園に着。
8:50サイクリング出発。
最初の目的地は百済寺
ここは”」くだら”ではなく”ひゃくさい”と読むそうだ。
坂道を上りお土産屋さんの前を抜けて境内に進む。
おばさんが庭を掃いています。
一日の始まりだな。
紅葉は6-7分というとこかな。
紅葉バックに長寿桜が咲いています。
入山料600円。
ゆっくり拝観していては今日中に廻れない。
又の機会にしよう。
まだ早いのか観光客はまばらだ。
お土産屋さんも準備に忙しそうだ。
まったけご飯のいい香りがする。
お店の奥でパックに詰めている。
炊き立てだな。
おもちは”つきたてよ”
姉さんの威勢のいい掛け声。
うまそうだ。
ついつい草餅購入
エネルギー補給、やはり美味かった。
百済寺から金剛寺に向かう。
標識が前後で別方向を示している。
どうも車を国道に迂回さすようだ。
きょろきょろしていると、おばあさんが声を掛けてくれた。
きょろきょしているおじいさんが気になったのだろう。
あっちに行くと5倍は遠回りだよ。
こっちに行って高速の横を進み・・・・・・と詳しく説明してくれる。
ありがとうと言って別れるが、後ろから大声で”ホテルの前を行くんだよ”と叫んでいる。
なん親切な方だろう。
その言葉の通り農道を進むとホテルの前にでて、うまく国道に出れた。
ここで生まれて、ここで育ち、ここで嫁ぎ、隅から隅まで熟知しているのだろう。
でも5倍はないだろう。
金剛寺到着、もう観光バスが来ている。
裏からチャリンコで上がれないかと道を探すが、ゲイトは閉まっている。
関係者しか入れないようだ。
この時間になると観光客も多くなってきた。
拝観料600円、そんなに儲けてどうするの?
時間もない、入り口前の写真で我慢しておこう。
ここで十分だ。
西明寺までは山を抜けると早そうだ。
バス駐車場前にお土産屋さんがあり、湖東三山自然歩道についてチャリ友が尋ねている。
おまり詳しくないようだが、自然歩道入り口を教えてもらう。
ダメなら戻って来てよと、やや自信のない説明。
イノシシ避けのフェンスを抜けると徐々に道は細くなり、いつしか山道に。
おっと階段だ。
戻って車の多い道を行くか?
このまま進むか?
距離はしれてる、前進あるのみ。
しばらく進むとおばさんハイカーとすれ違う。
挨拶かわすと”階段あるのに大変ね”と。
まだ階段あるの?
すれ違いしばらく進むと、おっ、急こう配の階段。
自転車抱えてよっこらしょ、よっこらしょ。
ようやく杉木立の間からガードレールが見えてきた。
何とも言えないこの安堵感はなんだろう。
今日のサイクリングはここで終わってもいいぐらいだ。
紅葉眺めてしばし休憩。
コケが綺麗だ。
これで三山は征服した。
最後は二度と来ない記憶に残るコースだった。
もう昼前だ。
ここで昼食としたいがベンチもない。
西明寺から国道避けて県道に入る。
犬上川沿いに何やら石碑、その脇にはベンチに手ごろの石積がある。
腰掛けて昼食。
穏やかだ。
目の前に小鳥がやってくる。
天気も良くて、紅葉眺めて、ランラン気分のサイクリング。
対岸の山々に紅葉が美しい。
しばらく進んだところでチャリ友が立ち止まる。
パンクだ。
先を急ぐわけでもなしのんびり修理だ。
時々車がすれ違う。
心配そうに声を掛けてくれる。
永源寺ダム、ここはダムカードがありそうだ。
一応ゲットしときましょう。
永源寺は素通り。
日没までに帰りたい。
日没前に戻れました。
ぐるりと一周58km。
距離は短かったけれど時間がかかりました。
今日も楽しいサイクリングでした。