2016年4月9日から15日まで7日かけての東海道五十三次サイクリング。
走行距離 567.45km 81km/日
2016年4月9日 土曜日 曇り 走行距離88.33km
当初12日の出発と計画していたが、予定を早めて10日に変更。
しかしお天気が気になるので、またまた9日の土曜日に変更。
そしてコースも三条から日本橋と考えていたが、日本橋から三条に変更。
直前に、ころころ計画変更しての出発となりました。
新幹線京都発6:23ひかり504。
東京着 9:10
のぞみでは㊙割引が効かないのでひかりを利用。
切符はチャリ友におまかせ、楽ちんだ。
新幹線車内は土曜日のためかさほど混雑はありません。
車両後部座席を確保していたので、輪行袋も余裕で置けます。
東京に到着、さてどっちかな?
日本橋に行くには八重洲口。
エスカレーターで下り、きょろきょろしながら、おっ出口発見。
駅前でチャリンコ組んで、いざ出発。
日本橋
ここが日本の道路の始まりらしい。
10:00 出発。
うむうむ、ここが東京なのか?
銀座と標識があります、しかし日本中に銀座は沢山ありますね?。
堺東の銀座通りとは、ちと違うかな。
最初の宿場町は品川。
その前に赤穂浪士の墓地がある泉岳寺に寄ることに。
入り口には大石内之助の銅像。
これがあの忠臣蔵の義士たちのお墓なのか。
いささか小さいな。
こんなにのんびり観光していて、日暮れまでに今日のお宿に行けるか?。
1、品川宿
品川宿の標識が立っていますが、文字が薄くて読みずらい。
そろそろ手入れしたらいかがかな?
宿場街道は商店街になっているようです。
多摩川を越えて川崎宿に入る。
2、川崎宿
銀行のシャッターに東海道の浮世絵が描かれています。
生麦事件
川崎を過ぎて神奈川の手前で生麦事件の碑を探すのだが見当たりません
道路工事で移動したようで、少し戻って発見。
事件現場は、この碑より100mほど西だったらしい。
途中で見落としてしまったようだ。
参勤交代の薩摩藩行列にイギリス商人が騎馬で突っ込み、制止しても止まらなかったので危険を感じて切り捨てたそうだ。
まあ彼らは日本を植民地にしようと来たのだから、態度は横柄だったのでしょう。
3、神奈川宿
旧街道沿いのレストランで昼食、トンカツ定食。
参勤交代ではトンカツ定食は食べれなかったでしょ。
神奈川宿を過ぎて商店街を抜けると保土ヶ谷に着く。
4、保土ヶ谷宿
交差点の角に本陣跡。
権太坂。
距離は短いがなかなかの上りだ。
東海道は海沿いなので箱根と鈴鹿ぐらいしか峠がないと思っていたが、あちこち起伏がありますね。
坂を上り息を切らしていると、いきなり旧街道が階段になっています。
まわり道しようか? いやいや旧東海道にこだわり階段を進むことに。
新しい道が旧街道を分断していて歩道橋で渡る様になっています。
戸塚駅近くでは線路が旧道をふさいでします。
でもここはエレベーターがあり楽ちんだ。
5、戸塚宿
本陣跡を少し探したが、消防署のすぐ隣にありました。
6、藤沢宿
藤沢では配電ボックスが史跡案内となっています。
馬入川を渡り平塚に入る。
7、平塚宿
しばし作戦会議。
8、大磯宿
銀行の前に本陣跡がありあす。
夕方になり車の量が増えてきました。
太平洋自転車道の標識発見。
自転車道に迂回することに。
海だ!!
6:45 ホテル到着。
ビジネスホテル和幸、〒250-0874 神奈川県小田原市鴨宮7。
ホテルでチャリンコを置く場所を相談したが、部屋への持ち込みはダメとのこと。
1階廊下に置かせてもらうことになった。
フロントのおじさんは個性が強かった。
夕食は近所のファミリーレストランでカキフライ定食。
2016年4月10日 日曜日 晴れ 走行距離 75.2km
ホテル出発
ホテルは素泊まりだったので、朝食は昨夜と同じファミレスでモーニングセット。
食事を済まして8:00出発。
9、小田原宿
朝の小田原城散策、人が少ないので落ち着きます。
堀に浮かぶ桜の花が美しい。
三枚橋を渡ると箱根の上りが始まります。
おっと、いきなり坂がきつくなる。
先ずはコンビニで休憩だ。
山桜が綺麗に咲いています。
途中から箱根旧街道を進むことにしたが、それはそれは押して上がるのはしんどいものだ。
極め付けは旧国道まで上がるのに階段だ。
これはサイクリングとは言わないだろう。
車道に上がると、いきなり10%の七曲り。
なんだ坂、こんな坂、ヒーコラヒーコラ。
ちと休憩だ。
桜は満開、景色は抜群、心地よい風が身体を冷やしてくれます。
甘酒茶屋を少し進むと箱根旧街道石畳入り口
やはりここも行かねば・・・。
チャリンコは足がだるくなるもの、なぜか腕がだるくて疲れた。
もう石畳を押して上がるのも飽きてきた。
なんとか早くここから脱出したい。
お・お、芦ノ湖が見えてきました。
芦ノ湖。
遊覧船に乗る気分でありませんね。時間もないし。
見るだけ観光。
10、箱根宿
箱根旧街道杉並木を抜けるとすぐ関所。
関所江戸側
箱根関所は通るのは無料。
京都側 どっちもよく似たもんです。
お昼は箱根宿で鉄火丼
箱根峠を越えると一気に下り。
三島までずーと下り。
遅れを一気に取り戻しました。
11、三島宿
三島大社では何かの催事なのか露店がでています。
12、沼津宿
13、原宿
気が付けばチャリ友が居ません。
富士山に見とれて道を外れてしまたようだ。
電話連絡して、富士駅で待ち合わせ。
14、吉原宿
吉原はもう暗いので素通りだ。
富士駅に着いた時は、どっぷり日が暮れてしまった。
チャリ友と合流後コンビニ探して弁当買ってホテルに向かう。
19:10 ホテル着
ホテルは部屋までチャリンコ持ち込み可能。
こりゃ楽ちんだ。
今夜の夕食もコンビニ弁当。
スーパーホテル天然温泉富士本館
〒416-0922 静岡県 富士市水戸島元町16-10
フロントのお姉さんは優しかった。
2016年4月11日 月曜日 晴れ 走行距離 80.26km
朝食済ましていざ出発。
フロントのお姉さんが見送ってくれました。
商店街を抜けて旧東海道に入る。
しばらく進むと富士川だ。
ここも広い川だ。
水量も多い、どんな渡し風景だったのだろう。
こんな風景だったようだ。
当時は中洲があってそこから舟で渡ったようです。
橋を渡り丘陵をあがった所に常夜灯がありました。
一里塚に大きな木が有ります。
ずっと旅人を見守っていたのでしょう。
”チャリンコのおっさん二人、気を付けて行きや”と言っていないかな?
15、蒲原宿
16、由比宿
おお絶景です。
台風のとき波のため東名が通行止めになるあたりです。
ここはチャリンコでないと来れないでしょう。
ハイカーの昔のお嬢さんから、買ったけど一人じゃ多すぎると言ってみかんを2つ頂いた。
甘くて美味しかった。
17、興津宿
石碑の横にあるバイク屋さんのおじさんから、資料館があると教えられて行ったがお休みだった。
月曜日休館の所が多いようだ。
ここの資料館もお休みでした。
18、江尻宿
江尻で昼食、親子丼。
江尻と言えば三保の松原。
三保の松原観光してから次の宿場府中に向かうことに。
府中までは海岸線を走ることにした。
正解、超追い風だ。
何んと楽ちんなことか。
19、府中宿
たい焼で休憩。
たいより縁が大きい。
縁がしっかり付いているたい焼きは関東風なのか?
安部川を渡り鞠子に向かう。
この川は水量が少ないので担ぎでも渡れそうだ。
20、鞠子宿
おお浮世絵のままだ
21、岡部宿
ここの資料館も月曜日でお休みでした。
22、藤枝宿
東海道、所々に松並木は残っています。
道幅は広い所で6間。
狭い所でも3間あったそうだ。
この木も旅人を見守っていたのでしょうか?。
お宿は、ビジネスホテルイレブン 朝食付き
〒426-0034 静岡県 藤枝市駅前3-3-9
今夜もコンビニ弁当。
チャリンコは部屋持ち込みできませんでしたが、食堂で預かってくれました。
2016年4月12日 晴れ くもり 走行距離 70.55km
7:40 朝食済まして出発
奥さんが見送ってくれました。
23、島田宿
大井川渡し跡
当時の番屋宿が再現されてます。
大井川、広いです。
24、金谷宿
金谷宿側の番屋は民家に変わっています。
ここからしばらく石畳。
石畳を上り切るとしばらく平地を行くが何やらまた標識があります。
菊川坂石畳?
ここの石畳は10mほどだけで、あとは舗装されたいました。
しかし漕いで上れぬ激坂。
このあたりは茶畑が続き、和束をよく似ています。
この丘を越えたあたりから一気に下り、日坂に入る。
道は急に細くなり激坂、いや崖だ。
地元の方はここを生活道路にしているのだからすごい。
25、日坂宿
この絵はうまく激坂を表現しています
街道沿いは昔の雰囲気を保っていますが、高架道路が無粋ですね。
26、掛川宿
27、袋井宿
茶店のおばちゃんが呼び込んでます。
美味しいお茶、飲んで行け、飲んで行け。
飲むだけでは済みそうにない呼び込みです。
今日も遅れ気味。
そんなにゆっくりしていられないので先に進みます。
28、見付宿
天龍川渡し舟場跡
この川も広い
29、浜松宿
30、舞坂宿
昔は弁天島には橋が無く、ここから新居宿まで渡しだった。
16:50 ホテル着
今夜は食事つきのリゾ-トホテル。
チャリンコは部屋持ち込み可能。
夕食はバイキング、値段の割には品数が沢山あって食べ過ぎた。
ここでも外国人観光客の団体だ。
2016年4月13日 水曜日 晴れ 走行距離 85.45km
朝食バイキング、しっかり食べた。
記念写真を撮って出発だ。
31、新居宿
新居関所跡資料館、まだ早くて開館していません。
32、白須賀宿
33、二川宿
二川では資料館を見学。
34、吉田宿
35、御油宿
36、赤坂宿
大橋屋さんは昨年まで営業していたそうですが、今は資料館になっていました。
36、藤川宿
37、岡崎宿
歩道沿いにいくつかの歴史モニュメントが設置されいます
27曲がり周ってみました。
各曲がり角には標識がありますが、住民の方は周らないのでしょう。
八丁みそ屋
38、池鯉鮒宿
夕食はお好み焼き&サラダバー&ビール
ホテル着
ビジネスホテルいずみ 〒470-1141愛知県豊明市阿野町違井19-1
ここはチャリンコ部屋には入れれませんでした。
玄関先の駐輪場。
2016年4月14日 木曜日 曇り 晴れ 走行距離 73.78km
雨が夜の間に通りすぎていってくれた様だ。
路面は濡れているが雨は上がっている。
40、鳴海宿
ここも旧道が途切れてるので横断歩道を渡ることに
41、宮宿
さてここからは七里の渡し。
約30kmを車の多い国道で進むか?、渡しを使うか?
陸の渡しで桑名に渡ることにした。
あさひ自転車で空気入れを借りてタイヤのメンテ。
金山総合駅から桑名駅まで輪行移動。
42、桑名宿
桑名の渡場に到着。
渡しは楽だな。
43、四日市宿
シルバーゾーンをシルバーが走り去るのでした。
旧道は商店街となっています。
京大阪道の標識
44、石薬師宿
45、庄野宿
46、亀山宿
ホテルは亀山宿の近くに取っていたが、はぐれて道に迷ってしまった。
国道に出て右に行くのを左に進んでしまったようだ。
日が暮れてホテル着。
チャリンコは部屋まで持ち込み可能。
チェックインして向いのレストランで夕食。
ホテルルートイン第2亀山インター 〒519-0168三重県亀山市太岡寺町下谷1195-9
2016年4月15日 金曜日 晴れ 風強し 走行距離 83.78km+三条~自宅22.4km
ホテル出発
47、関宿
ホテルを出るとすぐに関宿。
昔の面影が濃く残っています。
48、坂下宿
いよいよ鈴鹿峠。
神社を過ぎると峠道。
急に勾配がきつくなります
国道が旧道をふさいで一部階段になっています。
またまた階段。
ここまで上がると景色もいい。
一号線が眼下に見えます。
峠まではすごい山道だったが、土山側は開けていて茶畑だ。
拍子抜けだ。
しかし風が強い。
一号線に出ると下りだ。
49、土山宿
宿場町はよく似た造りだ。
50、水口宿
からくり時計、からくりが動きだすのを待っていては前に進めません。
51、石部宿
石部のそば処で昼食。
六地蔵村の梅の木
昔は有名だったようだ。
52、草津宿
中山道との分岐点
見慣れた橋だ。
ここまで来ればもう帰ってきた感じがします。
53、大津宿
琵琶湖にはよく行くが宿場町を通るのは初めて。
まだまだ趣残っています。
逢坂の関所跡。
この前も何度も通っているが初めて立ち寄りました。
三条大橋
17:15三条着。
日暮れ前に到着。
三条から鴨川沿いを下り自宅にもどる
19:00自宅着。
完走!!
東海道、新道走れば起伏も少なくもっと早く走れるでしょうが、旧道もまた趣がありいいものでした。
宿泊は主にビジネスホテルを前日予約。
到着時間が遅れても、さほど影響がないので使いやすかった。
何時かは走ってみたいと思っていた東海道。
走ってみれば簡単でした。
6泊7日、雨にも降られずとても楽しい思いで深いサイクリングでした。