ママチャリのハンドルを取り換えて、やや前傾姿勢で漕いだ時は自然とスピードが上がり納得した。
クランクギアを取り換えて坂道を登った時その効果を実感した。
しかし今一つ物足りない。
100ｋｍ/日が限界。余裕で150ｋｍ走行できれば・・・。
例えば150ｋｍを1日で走行するには速度18.75ｋｍで8時間かかります。
平均18.75ｋｍ/ｈで走るには、23ｋｍ/ｈ走行が必要ですね。
山が多いぞ日本は、どこに出かけるにも坂道は避けれません。
23ｋｍ/ｈで登れない、下りをブレーキかけずに下りる根性がないので、私にはちと難しいですね
これはママチャリの限界なのか？中高年の体力限界なのか？。
当初目標としていたママチャリでロードレーサーを抜き去る。
頑張り抜き去るも相手がその気で漕ぐとすっとかわされてしまう。
還暦過ぎてからのハードな運動は寿命を縮めるだけです。
適度な運動で楽しく走るには、限られた体力を効率よく位置エネルギーに変換してくれる自転車が必要かもしれません。
よし買うぞと意気込み自転屋さんに出かけることにした。
山手幹線道路はアップダウンがきついので木津川ロードから行くことにした。
この自転車道は平日でも多くの人が走っている。
何時もはシルバーがほとんどだが夏休み中なので若者も多い。
川で若者の群れがキャーキャーと水遊びをしている。
新聞に載るなよ。
おお今日は開いている。
店に入ると愛想いい店主らしい男性が対応してくれた。
「こんにちは、自転車買いに来ました」。
どうも通常の客のパターンと違うのか、返事につまづいている。
予算、車種、機能の希望を告げると幾つかパンフレットで説明してくれた。
どうも説明好きのタイプだ。
よく熟知している証拠だな。
質問に明快に答えてくれる、「あさひ」の若い店員とは大違いだな。
前回来た時、出張でお休みの張り紙があったので自転車屋さんの出張はどんなとこなのか聞いてみた。
まあ政治家よりは真面目に出張しているかな・・・。
どうもレースへの参加らしい。
自転車専門店を営む以上レース参加は仕事だと奥さんに理解してもらうのに時間がかかったそうだ。
理解してもらったと思っているけど、実は諦められただけと思うけど・・・。
クロスバイク RALEIGH ＲＦＬ2015 レッド サイズ450
8月後半の発売らしいので少し待たねばなりません。
これもメーカーの販売戦略なのだろうから仕方ないので待つしかありません。
店主さんサイズを決めるのに悩んでいたようだ。
メーカーのサイズ指定表では身長170が分かれ目となっている。
私はちょうど170ｃｍで450か500かの分かれ目。
自転車サドルの前にまたがり前輪を持ち上げ、前輪の上がり具合で、「はい判りました」。
450
これは短足を意味しているのか？。
仕方ない事実だ。
フレームの小さいほうが扱いやすいだろうと勝手にいい方に考え納得。
その他小物をそろえても予算内に収まった。
その予算も根拠はなく何となく決めたので、なんだか中途半端な買い物になってしまい、もっと高機能なものがほしくなるかもしれません。
物欲が継続するのも元気な証拠で、いいことだ。
また欲しくなるほど乗りこなすことにしましょう。
高校生か大学生か、ランドナー系のロードレーサーにのる少年がやってきた。
九州で前輪タイヤがバーストしたらしい。
交換してほしいとか。
次は四国に行くそうだ。
元気な若者だ。
タイヤを外して入れ替えるのに数分。
さすがプロだ。
早い、こんなに早いのならパンクなど気にならないだろう。
パンクが嫌で細いタイヤを敬遠していたのだが考えが変わりそうだ。
帰り際にロードレーサー完全武装の客がやってきた。
なじみのようだ・・・。
帰りは山手幹線道路で帰ることに。
下りを41ｋｍ/ｈで突っ走る。
これが限界だ。
ブレーキかけて減速。
ママチャリのバンドブレーキ。
山中にキーと響き渡る。
この音とも、しばらくするとお別れだな。
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