2016年2月4日木曜日

節分に「都七福神めぐり」のボタリング

2016年2月3日 水曜日 晴れ

走行距離 74.1km 




風邪がようやく治ってきました。
先週の月曜日あたりから調子が悪い、鼻汁と喉痛。
日曜日にサイクリングでかけたが少し寒かった。
しかし寒いだけでは風邪にはかかりませんね、どこぞでウイルスもらったのでしょう。
帰りにカモメと遊んでいたが、もしやカモメ君?

チャリ友も病み上がりだ。
病み上がりおっさんん二人で、室町時代に始まった”都七福神めぐり”をしてきました。
新春に巡拝すると「七難即滅 七福即生」極まりなしといわれ、ご利益が多いそうだ。

待ちわせ場所は木津川渡ったコンビニ 9:30。
少し早いが8:45自宅出発。
風邪がすっきりしないので、汗をかかない程度にチンタラ走行。

木津川を渡った所に病院が工事中。
5月に開院予定。
ここなら近くて、お世話になるかもね。


コンビニは病院の東側。
先着と思っていたが、おっと、見慣れたチャリンコが止まっています。

9:15 出発
先ずは東寺から行くことに。
第二京阪側道を真っ直ぐ北上。

宇治川に掛かる橋を渡ると、河川敷に葦の刈りこみ後が見えます。
所々に積み上げて乾燥させているようです。
今年の夏には葦簀となって、軒先に涼を届けることでしょう。
いや、2~3年干すのかな?



橋を渡りしばらく進み、久世橋通りで左に入り近鉄沿いを北上。
東寺通りを左折すると、ちょうど東寺の駐車所に出ます。



「毘沙門天  東寺」 
東寺の前は、車では何度か通過しているが参拝は初めて。
駐車場側から入っていくと、係りにおじさんが駐輪場所はこっちと指示。
チャリンコ止めて境内散策。

毘沙門天は弘法大師が唐から持ち帰り、978年頃、東寺に移されて1822年に毘沙門堂ができたそうです。
古い話ですね。
するとこの建物は築200年程なのだ。

うむうむこれが毘沙門天堂なのか。
お賽銭入れて合掌。
智慧、開運、出世にご利益があるようだ。
でも毘沙門天さんは宝物館に居て、年に2回しかお目にかかれないようだ。



「ゑびす神  ゑびす神社」 
東寺から北に進み鴨川を渡って、ゑびす神社に。
その起源は約800年前、ここも古い話だ。
手水舎で清めて参拝。
ご利益は、漁業繁栄、商売繁盛、海上交通安全、金運良好。
鳥居の真ん中でゑびすさんがニコニコしながらこちらを眺めています。
節分のイベントは午後5時からなので、参拝者はちらほら。
巫女さんも暇そうにしています。




「弁財天  六波羅蜜寺」 
六波羅蜜寺は、ゑびす神社のすぐ近く。
入り口前でチャリンコ止める所を探していると、売店のおばさんが”向かいのシャッターの前に止めて”と大声で案内?。


弁財天は、奈良時代に仏教とともに伝来したようで、これも古い話だ。
七福神中の紅一点、琵琶を弾く女人だが、別の姿は一面八臂。
ご利益は、人々に弁才、無尽の智恵、財宝、延命を与え、悪夢、邪気、呪術、鬼神などを排除し、病苦や疾病、闘争などからも遠ざけると、なんとも都合のよい神さんだ。
このお寺も歴史があるようで、951年に開創され、1368年に修繕したものの明治以降荒廃していたそうだ。
開創1,000年を記念して1969年に解体修理されたらしい。
どうりで朱塗りの派手な寺なのだ。
奥には、水かけ不動と銭あらい弁財天。
ここでお金を洗うと金運がつくらしい。
しかし洗った一部を弁財天がピンハネするようだ。






なで牛さんがいます。
自身の辛いところ撫ぜると治るらしい。
そこらじゅう撫ぜたいが、ともかく腰だけにしておこう。

少し時間が早いが昼食。
安くて、あまり知られていない食堂に行くことに。
チャリ友も以前友達に教えてもらったそうだ。
え、ここ?
看板など上がっていません。
京都市職員会館かもがわ。


窓からは鴨川が眺められ、落ち着いていいところだ。
日替わり定食750円。
本日は鳥のから揚げ。
しかもコーヒーが飲み放題。


近所の奥様グループも来ているようですね。
12時を回るとサラリーマンらしい方がぞろぞろやってきた。
美味しくいただきました。
”ごちそうさま”。

「寿老神 革堂 行願寺」  
職員会館からすぐ近く。






行願寺は、1004年に創建。
境内の一角に寿老神堂あり、寿老神が祀られています。
寿老神は人の寿命を支配する星の化身で、お歳は数千歳らしい。
福財、子宝、諸病平癒、長寿のご利益があるようだ。

「福禄寿神  赤山禅院」 
寺町通から今出川通を東に進み、鴨川沿いを北上。
なんだか暑くなってきたと思えば上りだ。
赤山禅院は小高い山の中腹にある。
鳥居をくぐり、参道を進むが両側には民家が立ち並んでいます。
突き当たると山門にでる。




赤山禅院は、882年に創建され、境内には大きな数珠があり、毎年11月に珠数供養が行われているようです。
このお寺は”へちま加持”も有名で、へちまにぜんそくや気管支炎を封じ込め、加持・祈祷を行うそうです。
まあ色々あるもんだ。



境内の一角に福禄寿神が祀られています
福禄寿神には、幸福、高禄、長寿の三徳があり、商売繁盛、延寿、健康、除災のご利益があるそうです。

「大黒天  妙円寺(松ヶ崎大黒天)」 
赤山禅院の西側で高野川を渡るとすぐに妙円寺。
妙円寺は約400年前の江戸初期の開創され、「五山の送り火」の「妙法」のゆかりのお寺だそうです。
大黒天は、京都鬼門守護の福の神で、ご利益は寿福円満、開運招福、商売繁盛。









参拝後、しばし休憩。
名物お菓子「洛北」をいただく。
皮がやや香ばしいが普通のまんじゅう
まんじゅうが150円で、大黒天そばが200円。
ちと考えますね。

「布袋尊  万福寺」
さて残すは布袋尊、万福寺は宇治の黄檗。
一気に南に下る。
東大路通から白川通に入り三条通りに入る。
少し暑くなってきた思うと上りだ。
山科に抜けるこ道も一度走ってみたいと思っていた。
もう少し山中と思っていたが道は整備されていて、えらい街中だ。

地下鉄御陵駅手前から南に入り、名神を渡った所で山梨川沿いを六地蔵まで下る。
山科川沿いは左岸を走る方が安全だな。
右岸は所々で途切れているので要注意だ。



国道を避けて六地蔵から黄檗に進み万福寺に。
ここは入館料500円が必要だが、JAF割り引きで450円。
境内には16棟の建物があり、ゆっくり廻れば小一時間はかかるだろうが、目的は布袋さんだ。
布袋さんは、1668年に建立された天王殿に安置されていて、ご利益は、不老長寿、無病息災、開運、良縁、子宝、夫婦円満、金運とこれまた沢山あるようです。







無事、都七福神めぐり完了。
さぞや今年はご利益あることでしょう。

帰りは宇治から太陽が丘を抜けて帰宅。
車で走る何時もの道も、チャリンコで走るとまた新鮮。
今日も楽しいサイクリングでした。



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