2016年5月6日金曜日

大和街道ボタリング 笠置から関

2016年4月29日 曇りのち晴れ

走行距離 60.25km


加茂から笠置までの163号線は車幅が狭くて走りずらい。
これを迂回するには三国林道か岩船寺越え。
迂回路だけでエネルギーきれそうだ。
と言う訳で、笠置温泉の駐車場に車を止めて出発。


トンネル手前の左に入る道が旧道。
上がり口から急坂。
一気に上ろうと漕ぎだすが途中で息切れだ。
今日はタイムトライではないのでのんびり上がることにしょう。
押しても漕いでもさほど変わらない速度だ。
速い方はこの坂を2分ほどで上がっているようだが、10分程かかっています。
いつもの道とは景色が違っていい感じだ。





大河原の沈下橋を渡り国道を避けて進む。


月ヶ瀬から大和街道を東に進むと山城と伊賀の国境。


ここは関所跡。
いったい役人さんはここで何を調べていたのでしょう。


島ケ原宿に入る



宿場町らしい面影が残る街並みです。
  

この橋を渡ると”やぶちゃの湯”という温泉があります
この温泉には回数券を買って通い詰ていた時期がありましたが、最近はご無沙汰しています。



上野城が見えてきました。




上野城近くの観光案内書で田楽屋さんを尋ねる。


お店の中は、田楽の焼く煙で香ばしい香りが漂っています。
それなりに美味しいけれど・・・、次回は伊賀牛にしよう。




食後に上野城散策



お城から少し東に行くと松尾芭蕉生家。
入場料がいるので外から観光。
やっぱり伊賀の忍者だったのかな?。


上野から大和街道を探しながら加太に進む。


街道沿いには所々に芭蕉の歌碑があります。


大和街道架道橋。
東海道線と並び名古屋と関西地方をつなぐ鉄道路線として関西鉄道が加太川沿いに整備されました。かっての主要鉄道も今は1時間に1本しか走っていません。





関宿。
2週間ほど前に来たので、まだ記憶に新しい。 




ぜんざいでエネルギー補給、お抹茶付き。
疲れた身体には甘いものが一番。
美味しかった。

店の女将さんから、色々とお話を聞くことができました。
関の街並みを保存するため修理に補助金が出るのだが、街道から見える部分だけで裏に入ると築200年のぼろ屋敷だそうだ。
昔、この宿場町には山賊がうろついていて、お金がありそうな人を見つけると峠に先回りして待ち伏せしていたそうだ。
この宿場で襲われる人は決まっていたようだ。
そして加太の豪族の話・・等々。
当時を思い浮かべて・・・、なるほどなるほど。


帰りは関から輪行で笠置まで。


今日も楽しいサイクリングでした。



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